もしも自分が認知症になってしまったら

吉田美紀子さんの『消えていく家族の顔 現役ヘルパ-が描く認知症患者の生活』
を紹介させてください。
今の日本は、患者高齢化の進展とともに認知症患者数も増加しています。
65歳以上の6人に1人が認知症と言われている現代。
他人事では済まされません。
明日は我が身。
今の世界が全部消えてしまうなんて考えられるでしょうか。
人の世が有限である限り、最期の日を迎える前の身支度として心に留めておかなければならない逃げられない問題です。
我が家の母も初期に入っております。
この本を読んで心が随分と楽になりました。
本人の気持ちに寄り添うには まだまだ未熟ですが想像力を働かせて何がベストかひとつひとつの選択を真摯に考えることが出来ました。 自分の人生にも真摯に向き合える強さも。

だからこそ人生は美しい。
呼吸が止まってしまうその時まで
私は この世を満喫したいのです。
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